宝塚を観劇する人
先日雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic"S"!」を観劇しました。
初めての雪組、本当に本当に最高でした。
トップコンビの最後の公演ということで、ショーの演出が特に、今まで観たものとは違う感動があり、お二人の軌跡をあまり知らない私でも、じーんとしてしまった。
早霧せいなさんと、咲妃みゆさんのトップコンビを一度でも観ることができて、本当によかった。素晴らしいトップコンビだったということを、この目で確かに知ることができました。退団後のお二人の活動も、心から応援したいと思います…。
初見の楽しみがあと二回も味わえるなんて…!
今回で私が東京宝塚劇場に足を運ぶのは4度目。
ほとんどが一人観劇なので、劇場ではつい周りの人の様子を観察してしまいます。
身近にあまり宝塚ファンのいない私にとって
どういう人が宝塚を好きなのか、とても興味深いのです。
正直宝塚を劇場で観るまでの「宝塚を観劇する人」のイメージはこんな感じでした。
ちょっと敷居が高いイメージ。
なんならドレスコードでもありそうな。なんなら「〜ザマス」なんて言いそうな。
でも実際に行ってみると、(セレブリティマダムもたくさんいますが)
もっともっといろんな人がいろんな形で宝塚を楽しんでいることがわかります。
若い女の子もたくさんいますし、
カップルも時々見かけました。
クールな女性もいますし、
マイペースに楽しまれる老夫婦もいました。
きちっとした人ももちろん、
和服の方も行くたびに何人か見かけます。
原宿系女子がうっとりグッズを選んでいる姿も見かけました。
ほとんどが女性ではありますが、男性がいないわけではありません。
おじさんの二人連れが熱心に感想を語り合っているのを観たことがあります。
男性の目線から観た宝塚…とても興味があります。
中でも、よく見かけるのは母と娘の二人組です。
観劇後に二人して恋する乙女になっている親子を何度も観たことがあります。
(私が母と初めて観劇した後もきっとそんな感じに)
小学生くらいの娘を連れているお母さんも。
ヅカ英才教育、羨ましいです。
この時の子供がのちのスターに…なんてことだって十分ありえますもんね…!
格好だって、宝塚を好きな人はみんなファンシーってわけじゃないことを知りました。
私も、いくつになっても無邪気にはしゃげるものを持っていたいなと思ったり。
いろんな人の様子を観るたびに、
楽しみ方は人それぞれだなぁと思います。
そして年齢も性別もバラバラの人たちと、
同じ空間で同じステージに感動する、一体感のようなものがまた面白い。
劇場を出るとき、なんとなく全体に広がる、うっとりしたような雰囲気は
とても心地の良いものです…。
本場の大劇場ではまた雰囲気が違うのでしょうか?
友達と一緒に観劇したらどう楽しさが広がるのかな?
今後の観劇も楽しみで仕方がない、初心者ファンなのでした。