2013年星組「ロミオとジュリエット」
続いてこちらは、
2013年の星組公演「ロミオとジュリエット」のBDを譲っていただいて、
わくわくしながら鑑賞した、メモ的感想です。
映像には、客席からは観られない発見があり、舞台とはまた別の感動がありました。
ダラダラと、自分の思ったことを書きます。
2013年星組の男役トップスターは、柚希礼音さん。
この方、なるほど、映像でも伝わるカリスマ性。
柚希礼音さん演じるロミオと、夢咲ねねさん演じるジュリエット
女性が演じているからか、なんというかこう、いやらしい感じがしないのです。
まさに少女漫画の世界。レディコミではないのです。
ジュリエットを恋慕し、ロミオを敵視するティボルトという役には
AとBのキャストがあってそれぞれを、紅ゆずるさん、真風涼帆さんが演じています。
紅さんはとてもスレンダーで線が細いのに、ゾッとするような力強い恐ろしさがあります。
宝くじのCMと同じ人とは思えない。
真風さん、初めて観た公演で一番に惹かれた役者さんです。だってかっこいい。
4年前の真風さんも、かっこよかったです。
なんだろう?この男の人の格好よさと、また違う格好よさは。
同じセリフ、同じ歌でも演じ手によって大きく印象が違うなぁと思います。
赤い髪をした、マキューシオ役の天寿光希さんも印象深かった。
綺麗な役者さんばかりで、目線が落ち着きません。
他にもたくさん。(描ききれないので、今後こっそり書き溜めていこうと思います。)
大人数で一斉に踊る、仮面武道会のシーンは息を飲む華やかさでした。
衣装も歌も踊りもセットも、感動することがたくさん。
感覚的な感想ですが
宝塚の舞台は、すごく熱量を持ったパフオーマンスだと思います。
見終えてから、
こんな華々しく、踊って歌って演じるにはどれだけの練習が必要なんだろう、と思わず考えてしまいました。
しかも同じ女性が。
なんだか背筋が伸びる気持ちになります。
うーん。
特典映像の、練習風景で、彼女たちがバリバリの体育会系であることを思い知りました。すごい。
宝塚にはその、美しい、嘘みたいな世界観が徹底されていて、それを大人が本気でやるからこそ、強い魅力があるんだろうなぁと思います。
女性の強さを、思い知らされます。
うーん、面白いものを知ってしまった。