の思ったこと

イラスト描いてます

ふたりでジャンボリー


先日のことです。

矢野顕子ソロデビュー40周年記念
「ふたりでジャンボリー」でゲストが奥田民生のライブを観に行きました。

初めて中に入りましたがこじんまりとしていていい感じです。

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客層はやっぱり年齢が高め。
私の親くらいの世代が多く感じました。

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矢野顕子の歌を生で聴いたのは初めてですが、とても良かった!るんるんとして軽やかな、その歌声と演奏に聴き惚れてしまいます。大好きになっちゃった。


5曲を演奏してから奥田民生登場。

彼は年下のアーティストと組んでも、年下のアーティストと組んでも全然いつもと変わらない様子で、そこがまた良いなぁと思います。

(私なんか年下の人といると変に格好つけてしまうし、年上の人といるとやっぱりどこか緊張してしまう)

2人の会話は公演前に食べたラーメンのことや膝の痛みなど、生活感むんむんで可笑しかった。たくさんの人に見られてるってことを意識しないのだろうか、不思議です。

矢野顕子が「彼(奥田民生)の曲はいつもひとりぼっちで、そこがいい」と言っていて、とても共感しました。私もそこが好きです。

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舞台はこんな感じの並びでした。
演奏しながら、ときどき目くばせをする様子がとても楽しそうで、観ているこっちも楽しくなってしまいます。

 
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矢野顕子は、とにかく可愛らしい!
60代とは思えない、女の子らしさが溢れています。何でだろう??憧れちゃいます。 
たるんだ二の腕を堂々とだす、ノースリーブのドレスも女性らしくて素敵です。
笑顔で全身を使って演奏している様子が印象的でした。


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奥田民生はやっぱり奥田民生でした。
前に観たときより老けた気がします。髪の毛がぼさぼさでした。あまり気にしないのでしょう。

矢野顕子がどの曲をやるか選んでいるようで、「アーリーサマー」や「フェスティバル」などライブで聴いたことのない曲が聴けて嬉しかったです。
奥田民生の唇をとんがらして歌うのが好きです。


2人の新曲「父」も、矢野顕子がぴょんぴょん指揮をしていた「えんえんとんでゆく」も奥田民生の歌う「ひとつだけ」も、「大迷惑」もアンコールの「ラーメン食べたい」もどれも最高でした!


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行ってよかった!
実に濃ゆーい時間でした。


帰りの出口にセットリストが。
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やっぱり生で聴くのは違うなぁと思います。
幸せでした。



これからのこと

 

先日、4年間通った大学を卒業しました。

 

人生の節目の1日は、改めて自分がうんとたくさんの人に支えられていることを思い知る1日でもあるようです。

一人一人の顔を思い浮かべて、少し照れくさく、なんだか嬉しくなる1日でした。



私は4月から専門学校に進学し、デザインの勉強をします。いろいろと悩んだ末に、このような進路を選びました。

 

進路に悩むまで、人生とは、なんとなくまっすぐとした道があって、なんとなくそこを進んでいくものだとイメージしていました。


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こんな感じ。


でも大学在学中の様々な人との出会いや経験から、実際はもっと違くて、人生の道は全然まっすぐじゃない、自分で引いていくグネグネの道であることに気づきました。

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こんな感じ。


そう思うと、もっと自由で、もっと楽しく、自分を信じてみてもいいんじゃないかなと思えるようになりました。そう思わせてくれたのも両親をはじめとした、いろいろな周りの人たちのおかげです。

 

好きなことを学べる幸せを噛みしめながら、2年間思いっきり学びます。  これからもどうぞよろしくです。


卒業してもうすぐ4年

 
 
同窓会のお知らせを受けて自分の中高時代を思い出し、絵をかきました。
 
 
 
 
私は中高一貫の女子校で思春期をバリバリ過ごしました。
 
なぜかあの頃は怖いものが何もなく、自分を中心に世界が回っているかのように、無邪気で最強の六年間でした。
 
 
 
 
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更衣室の汗と土と制汗剤の混じったにおいや、
 
 
 
 
 
 
 
 
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ソフト部は大体スパッツがスカートからはみ出ていたこと、
 
 
 
 
 
 
 
 
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電車でくだらない話に大笑いしたこと、
 
 
 
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ときどきちょっとセンチメンタルになったこと、
 
 
などなど
 
 
 
今でも鮮明に覚えています。
 
大切に忘れないようにしなくては。
 
 
同窓会が楽しみです。
 
 

図書館



図書館に行き、気になった本をかき集めてそれを見ながらもくもくと絵をかきました。

本当はやることあったんだけど…

秋に咲く花々や
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エチオピア、イエメン、中国雲南省少数民族の人々の衣服や暮らし、
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などなど。

異国の写真を見るとどきどきして、いつか自分の目で見てみたいなぁと、夢が広がります。



音楽


楽器ができる人に憧れます。

多分、中学くらいから。
ソフトボール部に所属していて真っ黒短髪だった私は、色白で女の子らしい音楽班の子達が自分とまったく正反対の華やかな時間を過ごしているように見えて、密かに憧れていました。

私も何か楽器をやりたいんだけど、どうも、楽譜を見るとむずむずしてしまって駄目です。音楽は憧れくらいの距離感が適度なのかなぁ。

今では勝手に音楽班の学生を近くに感じていて、楽器を持った学生を見ると、バットを持った学生と同じくらいに、“頑張れ〜!”と心の中で応援しています。

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雑踏


そら、見るがいい、休日でもないのに、この雑踏…人が集まるから、雑踏になるのではなく、雑踏があるから、人が集まってくるのだ。嘘じゃない、あの与太者とそっくりの髪型をした学生たち、淫蕩な役柄で売り出した女優そっくりの化粧をした貞淑な妻たち、骨ばったマネキン人形とそっくり同じ流行の衣装をつけた豚のような娘たち…ほんの束の間、空想でもいいから、誰でもない者になろうとして、雑踏の中にまぎれ込んで来ているのさ。(安部公房『他人の顔』)


この部分を読んだときは渋谷にいたので、なんだかドキッとしました。

そして描いた雑踏。


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…なんかまぬけ