夢が一つ叶う
突然ですが今日から8日間、モンゴルは南ゴビへ行ってきます。
決めたのは5月の上旬でした。学校の講義に来られたアジア一帯の岩画の研究をされている書家の先生が、「今年はモンゴル行くので、行きたい人いたら一緒に行きましょう」と呼びかけてくださり、講義に静かに感動していた私は鼻の穴を膨らませて「ぜひ!」と参加を決めたのです。
プロジェクターで先生が見せてくれた一万年前の岩画の写真を見たときは、美しく力強い線への興奮と、以前から抱いていたモンゴルへの強い憧れがガチッと一致し、うおおおお!と立ち上がりたくなるような感覚でした。
モンゴルの大草原に立つことは、私の夢の一つだったのです。
貯金はカラになったし、「そんなことしてる場合?」と睨んでくる冷静なもう1人の自分もいますが、もっと本能的で感覚的なもう1人の自分の方が言うことを聞きませんでした。
実際に岩画に触れたらどんな気持ちがするだろうか
隙間がないほどの星空ってどんな風に見えるんだろうか
モンゴルの大草原の空気はどんなにおいがするだろうか
トイレは全部外で済ますと聞いたけど、大自然で用を足すのはやっぱり爽快感があるのだろうか…
色々と膨らませた想像を、全部確かめて来ようと思います。
放蕩娘で申し訳ない。
親孝行しなくてはと思いながら…行ってきます。目に焼き付けたものすべてイラストに描き起こすつもりです。
宝塚を観劇する人
先日雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic"S"!」を観劇しました。
初めての雪組、本当に本当に最高でした。
トップコンビの最後の公演ということで、ショーの演出が特に、今まで観たものとは違う感動があり、お二人の軌跡をあまり知らない私でも、じーんとしてしまった。
早霧せいなさんと、咲妃みゆさんのトップコンビを一度でも観ることができて、本当によかった。素晴らしいトップコンビだったということを、この目で確かに知ることができました。退団後のお二人の活動も、心から応援したいと思います…。
初見の楽しみがあと二回も味わえるなんて…!
今回で私が東京宝塚劇場に足を運ぶのは4度目。
ほとんどが一人観劇なので、劇場ではつい周りの人の様子を観察してしまいます。
身近にあまり宝塚ファンのいない私にとって
どういう人が宝塚を好きなのか、とても興味深いのです。
正直宝塚を劇場で観るまでの「宝塚を観劇する人」のイメージはこんな感じでした。
ちょっと敷居が高いイメージ。
なんならドレスコードでもありそうな。なんなら「〜ザマス」なんて言いそうな。
でも実際に行ってみると、(セレブリティマダムもたくさんいますが)
もっともっといろんな人がいろんな形で宝塚を楽しんでいることがわかります。
若い女の子もたくさんいますし、
カップルも時々見かけました。
クールな女性もいますし、
マイペースに楽しまれる老夫婦もいました。
きちっとした人ももちろん、
和服の方も行くたびに何人か見かけます。
原宿系女子がうっとりグッズを選んでいる姿も見かけました。
ほとんどが女性ではありますが、男性がいないわけではありません。
おじさんの二人連れが熱心に感想を語り合っているのを観たことがあります。
男性の目線から観た宝塚…とても興味があります。
中でも、よく見かけるのは母と娘の二人組です。
観劇後に二人して恋する乙女になっている親子を何度も観たことがあります。
(私が母と初めて観劇した後もきっとそんな感じに)
小学生くらいの娘を連れているお母さんも。
ヅカ英才教育、羨ましいです。
この時の子供がのちのスターに…なんてことだって十分ありえますもんね…!
格好だって、宝塚を好きな人はみんなファンシーってわけじゃないことを知りました。
私も、いくつになっても無邪気にはしゃげるものを持っていたいなと思ったり。
いろんな人の様子を観るたびに、
楽しみ方は人それぞれだなぁと思います。
そして年齢も性別もバラバラの人たちと、
同じ空間で同じステージに感動する、一体感のようなものがまた面白い。
劇場を出るとき、なんとなく全体に広がる、うっとりしたような雰囲気は
とても心地の良いものです…。
本場の大劇場ではまた雰囲気が違うのでしょうか?
友達と一緒に観劇したらどう楽しさが広がるのかな?
今後の観劇も楽しみで仕方がない、初心者ファンなのでした。
動物の大学病院
本日犬を連れて母と二度目の動物の大学病院に行きました。
うちの犬は8歳オスのヨークシャテリアです。
数年前からクッシング症を患っており、その状態があまり芳しくないため、かかりつけの先生の紹介で、大学病院で診てもらうことに。本日はその二度目の検査でした。
病院の待合室には猫を大事そうに抱きかかえて撫でる飼い主や、犬に優しく話しかける飼い主が20人くらい並んでいます。
当たり前だけど、動物病院には動物が好きな人ばっかりがいて、病院とはいえなんとなく優しい雰囲気がするので私は好きです。感じでいうと小児科みたいな感じなのかな?鳴く猫や犬が、ぐずる子供の姿に重なります。
どの人たちも人間ばかりが心配でたまらないという様子です。私たちもきっとそうでした。
わかります。犬や猫はどこが痛いとか気持ちが悪いとか言うこともないので、余計に心配でたまらない気持ちになります。
大学病院ということで、初めての診察のときには実習生の学生さんが4人ほど見学していました。獣医を目指すって、心の優しい人なんだろうなぁと勝手にレッテルを貼ってしまいます。
カルテをしどろもどろ取る様子が、ちょっともどかしかったりしたけども、うちの小さな犬が学生さんの勉強の足しになるなんて、ちょっと良いなぁと思ったり。
犬を預けて検査に2時間、全てを終えて薬をもらって帰るのは、病院に着いてから5時間以上経っていました。
犬を飼うことは本当に時間も労力もかかることです。犬が病気をしてから、痛感しました。
だけどとにかく大事で、この子が毎日のんきに暮らせるためには出来ることはしてやりたいと思うのでした。
もしかしたら今後もあの病院に通うかもしれません。
「大学病院に通う犬」なんて、なんか格好良い感じ。悪い気はしません。
2013年星組「ロミオとジュリエット」
続いてこちらは、
2013年の星組公演「ロミオとジュリエット」のBDを譲っていただいて、
わくわくしながら鑑賞した、メモ的感想です。
映像には、客席からは観られない発見があり、舞台とはまた別の感動がありました。
ダラダラと、自分の思ったことを書きます。
2013年星組の男役トップスターは、柚希礼音さん。
この方、なるほど、映像でも伝わるカリスマ性。
柚希礼音さん演じるロミオと、夢咲ねねさん演じるジュリエット
女性が演じているからか、なんというかこう、いやらしい感じがしないのです。
まさに少女漫画の世界。レディコミではないのです。
ジュリエットを恋慕し、ロミオを敵視するティボルトという役には
AとBのキャストがあってそれぞれを、紅ゆずるさん、真風涼帆さんが演じています。
紅さんはとてもスレンダーで線が細いのに、ゾッとするような力強い恐ろしさがあります。
宝くじのCMと同じ人とは思えない。
真風さん、初めて観た公演で一番に惹かれた役者さんです。だってかっこいい。
4年前の真風さんも、かっこよかったです。
なんだろう?この男の人の格好よさと、また違う格好よさは。
同じセリフ、同じ歌でも演じ手によって大きく印象が違うなぁと思います。
赤い髪をした、マキューシオ役の天寿光希さんも印象深かった。
綺麗な役者さんばかりで、目線が落ち着きません。
他にもたくさん。(描ききれないので、今後こっそり書き溜めていこうと思います。)
大人数で一斉に踊る、仮面武道会のシーンは息を飲む華やかさでした。
衣装も歌も踊りもセットも、感動することがたくさん。
感覚的な感想ですが
宝塚の舞台は、すごく熱量を持ったパフオーマンスだと思います。
見終えてから、
こんな華々しく、踊って歌って演じるにはどれだけの練習が必要なんだろう、と思わず考えてしまいました。
しかも同じ女性が。
なんだか背筋が伸びる気持ちになります。
うーん。
特典映像の、練習風景で、彼女たちがバリバリの体育会系であることを思い知りました。すごい。
宝塚にはその、美しい、嘘みたいな世界観が徹底されていて、それを大人が本気でやるからこそ、強い魅力があるんだろうなぁと思います。
女性の強さを、思い知らされます。
うーん、面白いものを知ってしまった。
宝塚
先月の話ですが、人生で初めて、宝塚歌劇の舞台を観ました。
宙組公演「王妃の館/VIVA!FESTA!」です。
(二本立てになっていて、「王妃の館」はミュージカルコメディ、
「VIVA!FESTA!」はスーパー・レビューという歌とダンスのショーです。)
頂き物のチケットで、予備知識はほとんどゼロ。
軽い好奇心で向かったのですが、そこで観たものがまあ凄かった。
観劇直後の感想です
初めて宝塚の舞台を観た感想
— ずっとなかざわとも (@mow0122) 2017年4月18日
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女子校出身の人には伝わると思うんだけど、「やばいくらいかっこいい先輩」がキラッキラな格好で100人くらい舞台に勢揃いしたのを観てるような感覚でした。
— ずっとなかざわとも (@mow0122) 2017年4月18日
私、麗しさってか弱さにあるものだと思ってたんだけど、その考え方が完全に覆された。あそこまで鍛え抜かれたゴリッゴリの麗しさを、私は知らない…。
— ずっとなかざわとも (@mow0122) 2017年4月18日
男役のあの魅力はなんだ…本当に赤面しちゃったよ。男より男らしいというか、昔女ならみんな思い描いていた「王子様」像を完全に再現した感じ。見てるこっちが恥ずかしくなるくらい格好良かったよ…。
— ずっとなかざわとも (@mow0122) 2017年4月18日
といった感じです。直後は、この新しく強い感覚をなかなか言葉に落とし込むことができなかった。
衝撃でした。
一週間以内にイラストにまとめました。
柄にもなく、キラキラした雰囲気です。
先日の初観劇の感想をざっとまとめました。まだまだ書き足りないことばかり…。とにかく良かった…。 pic.twitter.com/8SqOLbhrUB
— ずっとなかざわとも (@mow0122) 2017年4月23日
燕尾服の迫力…
— ずっとなかざわとも (@mow0122) 2017年4月27日
一糸乱れぬ踊りと、「ザッ」と服が擦れる音と、圧巻だった。よく見ると一人一人髪のセットが違う。 pic.twitter.com/nNyPfGd2GI
ツイッターをペタペタと貼り付けたものを、果たしてブログと呼べるのでしょうか?
うまくまとめられなくて、
苦肉の策です。
感動から少し時間を空けすぎてしまいました。反省。新鮮な気持ちのうちに、書くべきだった。
実は幸運なことに、チケットをいただき…
明後日は別の組の観劇にいくのです。
人生二度目の宝塚。
向かう前に初心を思い出し、噛みしめよう!と筆をとった(キーボードを叩いた)次第です。
箱入り娘
会話の中で相手の口から出た、「箱入り娘」というワードか妙に心に引っかかった。
「箱入り娘」
よく考えてみればそれはなんと不自由で、窮屈な状態だろう。
これはちょっと嫌だなあ。
同じ箱でも、リングのような箱で
子の奮闘を親はときに鼓舞して、ときにタオルを投げ入れる、
ボクサーとセコンドのような関係が、理想的な親子関係だな〜なんて考えていました。